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香川、約2か月ぶりスタメンで今季2アシスト目も…原口先発のヘルタに敗れ連勝ストップ

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後半10分、同点ゴールをアシストしたMF香川真司がFWピエール・エメリク・オーバメヤンと抱き合う

[3.11 ブンデスリーガ第24節 ヘルタ・ベルリン2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは11日、第24節2日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでMF香川真司の所属するドルトムントと対戦し、2-1で競り勝った。原口は右サイドハーフで先発し、後半アディショナルタイムまでプレー。香川は公式戦10試合ぶりの先発出場を果たし、3-5-2のトップ下でフル出場した。

 ヘルタは前半5分、原口がドリブルで右サイドを駆け上がり、中に切れ込んで左足でミドルシュート。これは枠を外れたが、同11分に相手のミスから先制に成功する。バックパスをトラップミスしたDFマティアス・ギンターからボールを奪ったFWベダド・イビセビッチがそのままドリブルでPA内右に進入。折り返しをMFサロモン・カルーが右足で流し込んだ。

 FWピエール・エメリク・オーバメヤンとFWアンドレ・シュールレの2トップの背後でトップ下に位置する香川は積極的に高い位置でボールに絡み、正確なパスでチャンスメイク。最後のところでかみ合わず、前半は1点ビハインドで折り返したが、後半10分、縦パスを受けたオーバメヤンがヒールで落とし、MFラファエル・ゲレイロが香川につなぐと、香川はタメをつくってPA内左にスルーパスを通し、オーバメヤンが左足でゴール右隅に同点ゴールを突き刺した。

 香川は昨年12月20日のアウクスブルク戦(1-1)以来、8試合ぶりとなる今季2アシスト目。1月21日のブレーメン戦(2-1)以来、約2か月ぶりのスタメンで一つ結果を残したが、チームは後半26分にゴール正面でFKを与えると、DFマービン・プラッテンハルトに直接叩き込まれ、1-2で競り負けた。この結果、連勝は3でストップ。3位は守ったものの、4位ホッフェンハイムに勝ち点1差、2試合ぶりの白星となった5位ヘルタにも勝ち点3差に詰め寄られている。

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