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[FA杯]ウォルコットの先制弾が口火、アーセナルが5部リンカーンの快進撃を止め4強

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セオ・ウォルコットらゴールでアーセナルが快勝

[3.11 FA杯準々決勝 アーセナル5-0リンカーン]

 FA杯(国内杯)は11日、準々決勝を行った。アーセナルはホームでリンカーン(5部相当)と対戦し、5-0で勝利。準決勝進出を決めた。

 アーセナルは直近のバイエルン戦から先発メンバーを2人のみ変更。GKダビド・オスピナとDFナチョ・モンレアルに代えてGKペトル・チェフとDFキーラン・ギブスを起用した。5部チームとして103年ぶりの準々決勝進出を果たしたリンカーンを本拠地に迎えた一戦。前半27分にMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンがMFメスト・エジルとの交代を余儀なくされるなど、決定機を作れないまま時間が経過した。

 それでも自力で勝るアーセナルが前半終了間際に均衡を破る。前半アディショナルタイム1分、PA内でパスを回し、最後はギブスの落としをFWセオ・ウォルコットが右足シュート。これが相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。

 迎えた後半、一気に攻撃を加速させるアーセナルは同8分、DFエクトル・ベジェリンがFWアレクシス・サンチェスとのワンツーでPA右の深い位置に侵入。マイナスに折り返したボールをFWオリビエ・ジルが右足ダイレクトで流し込み、2-0とする。さらに同13分、オーバーラップしたギブスがPA左から中央へ折り返すと、相手のオウンゴールを誘発し、リードを3点差に広げた。

 さらにアーセナルの猛攻は続く。後半27分、敵陣の中央あたりでパスを受けたサンチェスがドリブルで仕掛け、PA手前から右足でテクニカルシュートをゴール右隅に突き刺し、4-0。その3分後の30分には、PA左からサンチェスが上げたクロスをMFアーロン・ラムジーがねじ込んだ。試合は5-0でタイムアップ。アーセナルが快進撃を続けていたリンカーンを寄せ付けず、順当に準決勝進出を決めた。


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