11日のリーガエスパニョーラ第27節、アトレティコ・マドリーは敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦を1-0で制した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、どちらが勝ってもおかしくなかったとの見解を示している。

　スペイン『マルカ』と『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えている。

「前半はとても難しく、後半は殴り合い。グラナダが勝ってもおかしくない試合だった。とても大変な一戦だったが、とても大切な結果だ」

　また後半の途中からDFホセ・ヒメネスを投入し、アンカーとしてプレーさせた理由も説明している。

「私が理解するところでは、中盤がより力強いチームが攻撃し、よりワイドに開いているチームが守備に回る。この試合は中盤を強化しなければならない展開だった」

「グラナダはどんな瞬間にも流れるようなプレーを許さなかった。(ヒメネス投入から)ボールを奪え、またパスを出せるようになったわけだ」

　再びヘディングシュートで得点を記録し、勝利をもたらしたFWアントワーヌ・グリーズマンについては、次のように語った。

「彼は絶妙なタイミングというものを知っている。ヘディングは高さではなくタイミングの問題であり、彼はそのスペシャリストなんだよ。しかし、我々は全員の仕事ぶりに満足している。ガメイロ、トーレス、ガビが不在という難しい日だったが、しかしチームは今一度奮起してくれた」

　4位アトレティコはこの勝利で、3位セビージャとの勝ち点差を5に縮めている。

「セビージャの方を見るのは好ましくない。彼らは優勝を争っているのだから。勝ち点5はずいぶんな差だ。我々は4位確保を目指さなければならない。レアル・ソシエダが我々を急追しており、ビジャレアルも力強く迫っている」

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