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久保裕也の4人抜きゴールにチームメイトも驚愕、「まるでゲーム」

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ゲームのようなゴールを決めた久保裕也

[3.12 ベルギーリーグ第30節 ゲント3-0メヘレン]

 ベルギーリーグは12日、最終節となる第30節を行い、FW久保裕也の所属する7位ゲントはホームで6位メヘレンと対戦し、3-0で勝利した。左ウイングで先発した久保は、前半45分に圧巻のドリブルで追加点を奪い、3試合連続となる移籍後5ゴール目を記録。フル出場で上位プレーオフ進出に大きく貢献した。

 『voetbalkrant』によると、久保は「良い試合でした。自分としては最低限の仕事ができました」と遠慮がちにコメント。「あのドリブルは本能でやりました。ただ、フィニッシュの瞬間は落ち着いていました」と4人抜きの得点シーンを振り返った。

 1-0の前半45分、センターサークル付近でボールを受けた久保はドリブルで前進。PA手前中央へ運んだ時点で前方に3人、追走者1人と計4人に囲まれるも、またぎフェイントなどで揺さぶり、相手が足を出しにくい細かいステップでPA内に運んだ。右足から左足へのダブルタッチでDF3人の防御ラインを真っ二つに。最後は右足でゴール右へ流し込んだ。

 チームメイトのMFブレヒト・デヤーゲレは「まるでゲームの『FIFA』みたいだった。右スティックで走り続けて、一度戻って。ゲームならそうすると良いドリブルができるんだけど」と笑って話す。

「彼は成長していっているし、チームの中でも存在感を増してきている」と久保を称えたデヤーゲレは「年間最優秀ゴールだねって彼には伝えたよ」と明かした。

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