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乾も思わず苦笑、枠内シュート連発もシリグの壁破れず…エイバルはオサスナとドロー

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[3.13 リーガ・エスパニョーラ第27節 オサスナ1-1エイバル]

 リーガ・エスパニョーラ第27節4日目が13日に開催され、MF乾貴士が所属するエイバルオサスナのホームに乗り込み、1-1で引き分けた。2試合ぶりに先発出場の乾は後半18分までプレーしたが得点には絡めなかった。

 左サイドハーフの位置に入った乾が序盤からゴールを脅かす。まずは前半7分、左サイドでボールを受けると中央に切れ込んでミドルレンジからシュートを枠内に飛ばしたが、GKサルバトーレ・シリグの横っ飛びのセーブに阻まれてしまう。さらに同24分にはFWアドリアン・ゴンサレスのパスを受けて中央に運んだ乾が、相手DF2人の間を抜く鋭いシュートを放ったものの、好反応を見せたシリグに右手1本で弾き出されてしまった。

 積極的にシュートを狙う乾は前半29分、PA外から強烈なシュートを放つがこれもシリグに右手1本で弾き出されてしまう。枠内を捉えるシュートを連発しながらも、ファインセーブを連発して立ちはだかるシリグに乾も思わず苦笑するしかなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、同7分に乾がシュートチャンスを迎える。左サイドからDFアナイツ・アルビージャが送ったクロスをFWセルジ・エンリクが落とすと、ゴール前でフリーになった乾が放ったシュートはシリグの横を抜けたものの、カバーに入ったDFオーイエル・サンフルホにクリアされてしまい、どうしてもゴールネットを揺らせない。

 すると後半18分にエイバルベンチが動き、乾に代わってMFルベン・ペーニャがピッチに送り込まれた。すると同27分、MFペドロ・レオンのスルーパスから右サイドを駆け上がり、敵陣深くまでえぐったDFアンデル・カパのマイナスのパスをFWキケ・ガルシアが蹴り込んでエイバルが先制に成功。しかし同34分にオサスナに同点に追い付かれ、試合は1-1のドローに終わった。


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