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バイエルンで去就が未定のフランス代表ウィングをチェルシー&シティが狙う?

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バイエルンで出場機会を減らし、プレミア移籍の可能性が浮上しているMFキングスレイ・コマン

 バイエルンは、2年間の期限付き移籍で加わっているフランス代表MFキングスレイ・コマンユベントスから買い取るのだろうか。フランス『TF1』によると、チェルシーマンチェスター・シティが獲得に向けて巨額な移籍金を用意しているという。

 現在20歳のコマンは2015年夏にイタリア王者からドイツ王者にレンタルで加入。ジョゼップ・グアルディオラ前監督の下では公式戦35試合(先発出場は27試合)に出場し、チャンピオンズリーグではユベントス相手に1ゴール1アシストをマークするなどで強烈な印象を残していた。そのため、バイエルンが完全移籍で加えることが確実視されていたが、カルロ・アンチェロッティ監督を迎えた今季は負傷離脱もあり、出場試合数は現時点において17試合、スタメン出場は6試合にとどまっている。

 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは先日、2100万ユーロ(約26億円)で行使が可能と見られる買取りオプションの行使をほのめかしていた。しかし、ここに来て状況は大きく変わりつつあるのかもしれない。『TF1』によると、移籍先を選ぶ決定権はコマン側にあり、ユベントス退団前に自身をパリSGから獲得した現チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ監督が率いるチェルシー、そしてバイエルンで指導した現シティのグアルディオラ監督が、若きウィンガーの獲得を図っているという。

 報道では、チェルシーがコマンの獲得に6000万ユーロ(約73億円)、シティが5000万ユーロ(61億円)を投じる予定で、いずれもバイエルンがユベントスに支払う見通し額の倍以上の移籍金を用意するとされている。つまりユベントスは、コマンがバイエルンに残らず、プレミアリーグに向かった方が大金を手にするとのこと。コマンは今季終了後の自身の去就について言及していないが、この若さで4つ目のビッグクラブに渡ることになるのか、動向が気になるところだ。


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