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第1戦とは“別のチーム”と対戦するサンパオリ監督「今のレスターは迷いがない」

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ホルヘ・サンパオリ監督が前日会見に出席した

 セビージャ(スペイン)は14日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦でレスター・シティ(イングランド)の本拠地に乗り込む。前日会見でホルヘ・サンパオリ監督が語った内容を欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えた。

 2月22日の第1戦を2-1で制したセビージャだが、第2戦は“別のチーム”と戦うことになる。レスターは同23日、成績不振により、クラウディオ・ラニエリ前監督の解任を発表。クレイグ・シェイクスピア暫定監督(12日に正式な指揮官となることが発表)に率いられたチームは、セビージャ戦後に行われたリバプール戦とハル・シティ戦でともに3-1の快勝を飾り、今季初の連勝を果たした。

 一方のセビージャはレスター戦後のリーガ・エスパニョーラ2試合で連勝を収めたが、直近2試合はいずれも1-1のドロー。サンパオリ監督も「(最近は)パフォーマンスに安定感が欠けているが、本来のセビージャの姿を取り戻し、最高のプレーを披露する必要がある」とチームの失速を認めつつ、「自分たちの実力を余すところなく示さなければならない。長年にわたり、スペインでバルセロナやレアル・マドリーと互角の勝負を演じ、欧州の舞台でも結果を残してきた我々の底力を見せなければ」と勝者としてのプライドをのぞかせた。

「我々が過度に心配するようでは、勝つのは青いチームになるだろう。(レスターの)スタメンはリーグを制したメンバーがベースになるようだ。今では迷いもなくひたむきにプレーしている」

 生まれ変わった好調レスターに対し、自信を持って臨むことが重要だと話すサンパオリ監督は、「世界最高峰のクラブ大会でベスト8へ勝ち上がることができれば、私にとっては最高の誕生日プレゼントとなるだろう(試合前日が57歳の誕生日)。このクラブ、選手、そしてファンにとっては歴史的なチャンスだ」と勝利だけを見据えた。


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