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レスター副会長、ラニエリ解任の経緯を説明「心は痛んだが価値はあった」

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レスター・シティの監督を解任されたクラウディオ・ラニエリ

 レスター・シティのアイヤワット・スリバッダナプラバ副会長は、クラウディオ・ラニエリ氏を解任したことでチームは改善したと語っている。

 奇跡のプレミアリーグ優勝からわずか9か月後の今年2月に成績不振が理由でラニエリ氏は解任されていた。イタリア人指揮官の下、助監督を務めていたクレイグ・シェイクスピア氏は暫定監督として指揮を執ったリバプール戦とハル・シティ戦でそれぞれ勝利を挙げており、今シーズン終了まで正式に監督として就任することが発表されていた。

 ラニエリ氏を解任した経緯を説明したスリバッダナプラバ副会長は、指揮官の交代は成功したと考えているようだ。

「心の痛むことだった。我々はあのようなことをしたくはなかったが、チームを最優先に考えた結果だった。133年の歴史あるクラブのために最善の方法を考えなくてはならなかった。クラウディオは理解していたよ。彼もまた寂しそうだったが、フットボール界ではよくあることだと理解を示してくれた」

「もし彼をサポートし、降格してしまえば、なぜあの時に解任をしなかったのだろうかと後悔するだろう。しかしそれは意味のないことだ。我々は決断を下し、そして勝ち点6を奪えた。これは価値のあることだ」

「100%プレミアリーグに残留できると確信を持ちたかったが、今シーズン、彼のやり方ではチームが上手く機能していなかった。選手はどのようにプレーすればよいのか理解していなかったし、適応するまでに時間を要していた。そして昨年の結果とは真逆になってしまった」

「レスターは今季降格争いに巻き込まれる可能性があると昨年から話してきた。なぜならこれはフットボールであり、いつも確信が持てない。いくつかの変化が選手を鼓舞し、戦う意識を根付かせている。監督次第で結果が変わると私は考えている」

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