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昨秋、U-16日本代表候補合宿参加の188cm守護神、松山工GK伊藤元太「また呼ばれるようにやっていきたい」

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松山工高GK伊藤元太

 中四国の強豪8チームが冬季にチーム強化と選手育成を目指す「Blue Wave winter league 2017 中四国S-1」は12日に全日程が終了した。今大会注目プレーヤーの一人が、松山工高のU-16日本代表候補GK伊藤元太(新2年)だ。中学2年生の春にボランチからGKへ転向した188cmの大型守護神。積極的にビルドアップに参加する攻撃型GKが代表候補合宿の感想や今年の目標について語った。

松山工高GK伊藤元太
―昨年10月のU-16日本代表候補合宿へ行ってどうだった?
「素直に楽しかったです」

―実際、代表チームに呼ばれると思っていた?
「高校入った時は呼ばれると思っていなくて、ポジションも先輩に取られると思っていたし、自分に自信が持てていなかったんですけど、国体とか出場していくことで自分に自信がつき始めて、プレーしていたら目をつけてもらうことができました」

―代表候補合宿を経験して意識が変わったのでは?
「みんなとても上手くて、自分のレベルを知って、まだまだだなと思いました」

―今後、どの点をもっと高めていく?
「足下やったら、みんな(周りの代表選手は)ピシッと止まるんですけど、僕の場合はトラップミスして1テンポ遅れたり、出すところをすぐに閉められたりとか、技術がちょっとのことなんですけど1点に繋がるのかなと思いました」

―現在の強みは?
「僕のストロングはビルドアップにかかわることと身長を活かしたハイボールと、元々フィールドをやっていたので足下を使ったところです」

―どのようなGKに?
「日本人だったら西川周作選手のようにビルドアップに参加して、そしてノイアー選手みたいに前に強い選手になりたいです。まだ細いんでもっと肉体改造もしていきたい」

―代表合宿後に取り組んでいることは?
「平日はGKコーチがいないので、代表で教わったウォーミングアップなどを取り入れています」

―チームは昨年からの主力が多い。チームに手応えもあるのでは?
「パススピードを上げて、自分達がミスしなければボールを取られないことが最近の試合で分かったので、満足せずにレベルアップしていきたいです」

―今年はどのような目標を?
「足下は全国に通用することが知れて。でも僕の課題はセービングやシュートストップで全然ダメ。GKコーチとかと日々の練習から集中して、苦手なところを少しずつ改善して、また呼ばれるようにやっていきたいです」

―チームとしての目標は?
「今年の目標は全国ベスト8。ベスト16の代を越えようと言っている。それへ向けて食らいついていきたい。全国行って愛媛でもこれだけできるぞと見せつけたいです」

―将来については?
「大学行って(経験を積んで)からプロへ行きたいです」

(取材・文 吉田太郎)
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