イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は、サンダーランドのFWジャーメイン・デフォーを代表のメンバーに選出した経緯について語っている。

　2013年11月のチリ戦以降、代表から遠ざかっていたデフォーだが、プレミアリーグで今シーズン最下位に沈むサンダーランドで14ゴールを挙げるなど孤軍奮闘の活躍を見せている。サウスゲート監督はゴールを量産する34歳のストライカーを注視しており、3月22日にドルトムントでドイツ代表と親善試合を行った後、26日にワールドカップ予選のリトアニア戦を控えているイングランド代表の一員としてデフォーを招集した。

「今季のサンダーランドは他のチームよりもチャンスが少ないにもかかわらず、彼は素晴らしい活躍を見せている。彼の決定力は驚くべきものだ。だから彼の年齢を考えないようにしているし、彼の代表でのキャリアが終わったなんて思いたくない。彼は誇りを持って全ての世代でイングランド代表として戦ってきた男だ」

「若手だけでなく、ベテランも能力を証明できると思う。彼自身もそう感じていると思う。彼は代表に選ばれるだけの能力がある。あらゆる期間での成績を分析した結果だ。ベテラン選手は若手の見本になれるし、若手選手も彼らから多くのことを学ぶ必要がある」

　負傷により招集外のハリー・ケイン、ダニエル・スターリッジとウェイン・ルーニーの代わりとして2013年以来の代表に復帰したデフォーは、ドイツ戦とリトアニア戦でリーグ戦のような活躍を見せることはできるのだろうか。

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