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過去20年で最悪の状況…去就注目のベンゲル監督「もうすぐ伝える」

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自身の去就について言及したアーセン・ベンゲル監督

[3.18 プレミアリーグ第29節 WBA 3-1 アーセナル]

 アーセン・ベンゲル監督がアーセナルで20年間続いた長期政権に終止符を打つときが近づいているかもしれない。同監督が自身の去就について「じきに伝える」と語ったことを英『スカイ・スポーツ』などが報じている。

 アーセナルは18日、プレミアリーグ第29節のWBA戦に臨み、1-3で完敗した。英『デイリー・メール』によると、プレミア直近5試合で4敗という戦績は1995年以来となる最悪の出来事だという。

 ベンゲル監督を取り巻く状況もさまざまだ。この試合では最初に「契約反対 ベンゲルは出ていけ」と書かれた横断幕を掲げた飛行機がスタジアムの上空を飛ぶと、今度は「アーセンを信じる AWにリスペクト」というメッセージをつけた飛行機が登場。また、スタンドでは解任を臨む横断幕を掲げるファンの姿も見られた。

 WBA戦の試合後、指揮官は「私の将来については分かっている。もう間もなく発表するだろう」と、近々なんらかの動きがあることを示唆。その一方で、「我々は今までの20年で一度もなかったような悪い状況に置かれている。敗戦が続いており、私の去就よりもそちらの方がより重要だ」と話し、まずはチームの立て直しに注力すると話した。


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