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カズ欠場の横浜FCが岐阜に逆転勝利! MF佐藤謙介がPK献上も汚名返上ゴール

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[3.19 J2第4節 岐阜1-2横浜FC 長良川]

 J2第4節が19日に開催され、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で岐阜横浜FCが対戦した。横浜FCは前半19分に岐阜MF庄司悦大のPKで先制を許したが、PK献上のMF佐藤謙介が同42分に同点ゴール。後半17分には途中出場のMF野崎陽介が決め、2-1で逆転勝利を飾った。

 岐阜は第2節の名古屋戦(1-1)、第3節の松本戦(0-1)から3試合連続で同じ11人がピッチに並んだ。一方、横浜FCは先発3人を変更。前節の群馬戦(1-0)で決勝点を挙げ、自身の持つJリーグ史上最年長得点記録を50歳14日に更新したFW三浦知良はベンチ外となった。

 大木武新監督に率いられた岐阜は開始からポゼッションで横浜FCを圧倒。前半18分にはMFシシーニョがFW古橋亨梧とのワンツーでPA内に入ろうとしたところで後ろから佐藤に倒され、PKを獲得する。

 PKキッカーを務めたのは、山口から新加入ながら10番とキャプテンを託されている庄司。前半19分、右足でゴール左を狙ったシュートはGK高丘陽平に読まれるも、触られることなく決まり、移籍後初ゴールを挙げた。

 ホームで今季初めて先制に成功した岐阜が勢いに乗るかに思われたが、ここから横浜FCが反撃を開始する。前半40分、右サイドの高い位置からMF中里崇宏がクロスを送り、PA内中央でFWイバが反応。しかし、叩きつけたヘディングシュートはゴール左に外れた。

 それでも前半42分に同点に追いつく。失点につながるPKを献上していた佐藤が相手のバックパスのミスを見逃さずにボールを奪い、PA内右へ進入。カバーに来たDFヘニキを右足のキックフェイントでかわすと、左足のシュートをゴール右に流し込んだ。

 1-1で折り返した後半も攻勢をかけるアウェーの横浜FC。後半11分にPA内左でパスを受けたイバが左足で豪快なシュートを放つが、GKビクトルの正面を突いてしまった。

 後半14分、岐阜はFW田中パウロ淳一に代えてDF田代雅也、横浜FCはMF寺田紳一に代えて野崎を投入。すると、この交代策が当たったのは横浜FCをだった。

 後半17分にイバから野崎につながり、野崎からFW津田知宏へのパスはヘニキにスライディングで阻まれるも、こぼれ球を拾った津田が素早く野崎に渡す。前を向いて受けた野崎がPA手前中央から右足で狙い澄ましたシュートをゴール右隅に突き刺し、途中出場から最初に迎えたチャンスをものにした。

 逆転した横浜FCは2-1のまま逃げ切り、2連勝で開幕4試合負けなし(3勝1分)。逆に岐阜は2連敗で開幕4試合未勝利(2分2敗)となった。


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