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バルサ、バレンシアに先制許すも…メッシ2発にスアレス1発で逆転勝利!!

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2得点を奪ったバルセロナFWリオネル・メッシ

[3.19 リーガ・エスパニョーラ第28節 バルセロナ4-2バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラ第28節3日目が19日に開催され、バルセロナバレンシアをホームに迎えた。前半に2点を奪い合う激しい展開となった試合は、後半に2点を加点したバルセロナが4-2の勝利を収めた。

 前節デポルティボに1-2で敗れて首位から転落したバルセロナが、前半14分に好機を生み出す。DFサムエル・ウムティティのスルーパスでPA内に進入したFWルイス・スアレスが鋭い切り返しから送ったラストパスを、FWリオネル・メッシが左足で合わせるも、シュートはライン上のDFホセ・ルイス・ガヤにクリアされてしまい先制の好機を逸してしまう。

 対するバレンシアは同19分、DFジェラール・ピケのクリアしたボールに反応したMFカルロス・ソレールが強烈なダイレクトボレーでゴールを脅かしたが、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに弾き出されててネットを揺らすには至らず。しかし同29分、MFダニエル・パレホが蹴り出したCKをDFエリアキム・マンガラがヘディングで叩き込み、バレンシアが先制に成功した。

 1点のビハインドを背負ったバルセロナだったが、前半35分にFWネイマールのスローインから最終ラインの裏に抜けたL・スアレスが右足のシュートでネットを揺らし、すぐさま試合を振り出しに戻した。さらに同44分にはメッシのパスから抜け出したL・スアレスが、PA内でマンガラのファウルを誘ってPKを獲得。このプレーでマンガラは2度目の警告を受けて退場となり、バレンシアは数的不利に陥ってしまう。すると、このPKをメッシがきっちりと沈めてバルセロナが勝ち越しに成功。しかし、同アディショナルタイムにガヤのラストパスからゴール前でフリーになったFWムニル・エル・ハダディがゴールを陥れて、バレンシアが同点に追い付いた。

 2-2のまま後半を迎えると、同6分にメッシの鮮やかなスルーパスからネイマールが決定機を迎えたが、シュートはGKジエゴ・アウベスに阻まれてしまう。しかし同7分、DFハビエル・マスチェラーノのパスをPA内で受けたメッシが、ワンフェイントでシュートコースを生み出すと、右足のシュートでニアサイドを抜いてネットを揺らし、再びバルセロナがリードを奪った。

 数的優位に立つバルセロナはその後もゴールを脅かしたが、後半31分のネイマールの直接FKがポストを叩くなど、なかなか追加点を奪えない。しかし同44分、左サイドを突破したネイマールのラストパスに走り込んだMFアンドレ・ゴメスがダメ押しゴールを奪い、バルセロナが4-2の勝利を収めた。


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