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先輩・本田と“初対面”の倉田「ハルから聞いていたけど…」

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海外組を含めたフル代表は初参加のMF倉田秋

 全体練習への合流が待ち遠しかった。15年8月の東アジア杯以来の代表復帰を果たしたMF倉田秋(G大阪)は合宿2日目となった20日の練習から合流。ただ、19日にリーグ戦を戦ったばかりとあって、この日はチームメイトのMF今野泰幸やDF槙野智章、GK西川周作(ともに浦和)とともに軽めの調整となった。

「まだ一緒に練習できていない。早くやりたい気持ちが強いし、楽しみ」。A代表初選出となった15年8月の東アジア杯は国内組のみの編成。海外組を含めたフル代表は初参加だが、「食事のときもいろいろしゃべったし、(本田)圭佑くんともいろいろ話した」と、早くもチームに溶け込んでいる。

 食事会場で席が目の前だったというFW本田圭佑(ミラン)はG大阪ジュニアユース時代の2学年先輩。「中1と中3だったので、一緒にサッカーはやってない。ほぼ初(対面)」というが、「ハル(藤春廣輝)からもよくしゃべる人だと聞いていたけど、そのとおりだった」と笑顔を見せた。

 この日の練習冒頭でMF長谷部誠の離脱が選手にも伝えられた。「練習前に監督が話をして、引き締まるというか、やってやろうという気持ちが高まっている。『やるのは俺らしかいない』と。高ぶりまくってます」と気合十分だ。夕方でも気温は30度を超えるが、湿度が低いこともあり、体感温度はそこまで高くない。「湿度がないし、大阪の夏と比べれば余裕」。28歳の“ニューフェイス”はどこまでも頼もしかった。

(取材・文 西山紘平)

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