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山口蛍、「頼りっぱなし」の長谷部離脱でボランチの軸に

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長谷部の離脱に伴いボランチの軸として期待がかかるMF山口蛍

 MF長谷部誠とダブルボランチを組んだのはブラジルW杯で2試合、ロシアW杯アジア予選で7試合。長谷部を欠くことになった今回、日本を勝利へ導く大役を担って戦うであろう存在がMF山口蛍(C大阪)だ。

 UAE・アルアインでの2日目の練習後、山口は「一緒に組んでいるときは頼りっぱなしの部分もあったけど、今回はチームで補っていかないといけない。重要になってくるのは、相手よりもそこ」と、日本勝利のカギは自分たちにあり、と強調した。

 山口が相手以上に重要と感じるほどに、長谷部が抜けた穴を埋める作業は意味深い。なぜなら、「ハセさんは、今まで見てきた中でキャプテンとして一番まとめる能力に長けている」から。山口は「一緒にプレーしていても安心感がある。常に冷静でいられるのはすごい」としみじみと言う。

 山口自身、23歳で迎えた14年シーズンから所属のC大阪で自ら志願してキャプテンになった経験があるからこそ、分かることがある。「僕がやったときは若かったし、所属チームと代表では全然違うと思うけど、まとめるということに関して、すごいなと思う。今回も、ケガをしたのに来てくれて、チームが一つにまとまれる。すごく引き締まった」と感謝した。

 昨年9月1日にホームの埼玉スタジアムで行われたUAE戦は出場機会がなく、ベンチから見ていた。それだけに、今度こそは自分が出て勝つという気持ちも強いはずだ。

 UAEで注意すべきは背番号10の司令塔、MFオマル・アブドゥルラフマン。年代別代表の試合で対戦したことがあるとのことで、「あれだけテクニックのある選手だけど、守備も頑張ってくる。それ以上に自分たちも攻守にハードワークしなければいけない」と言う。

 昨年の対戦では審判の不可解なジャッジもあった。アウェーではより気をつけなければいけないが、山口自身は「気にしすぎて自分の良さを出せないのは良くない」と話している。ボランチの軸としてハリルジャパンが目指す球際での厳しいプレーとボール奪取でUAEに圧力をかけ、勝利をつかみ取るつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)

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