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アルカセル、バルサをわずか1年で退団か…前線補強ならレンタル放出も

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放出の可能性が高まっているFWパコ・アルカセル

 バルセロナに所属するスペイン代表FWパコ・アルカセルは、次の夏に同クラブを離れることになるかもしれない。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

 昨年夏、移籍金3000万ユーロ(約36億円)でバレンシアからバルセロナに加入したアルカセルだが、ここまで期待に応える活躍を見せているとは言い難い。今季リーガ・エスパニョーラ初得点が生まれたのは、2月4日の第21節ビルバオ戦。そこまでおよそ5か月の時間が必要だった。

 バルセロナはシーズン開幕前、FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマールのバックアッパーを探していた。「第4のFW獲得」と銘打たれたオペレーションで、最終的に獲得したのがアルカセルだ。しかしアルカセルは“MSN”が不調に陥った際に発揮すべき得点力を、シーズン終盤に入った今もバルセロナで披露できていない。

 そのアルカセルに、早くも移籍のうわさが立ち上がっている。クラブは今夏前線にトップクラスのストライカーを加えることを検討している様子で、アトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマン、ユベントスFWパウロ・ディバラらが候補に挙がっているという。

 最近20試合でアルカセルが先発したのは、たった1試合。ただでさえ“MSN”の壁に阻まれている同選手にとって、新たなFWが加入すれば出場機会の確保は絶望的だ。そこでクラブは今季終了時、アルカセルをレンタルで放出することを考えるとみられている。


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