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2連敗中のUAEと初対決の大迫「苦手意識ない」

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日本代表は2連敗中だが、FW大迫勇也にとっては初のUAE戦となる

 最高の形で決戦の地に降り立った。日本代表FW大迫勇也(ケルン)は週末のブンデスリーガで豪快ミドルを叩き込むなど1ゴール1アシストを記録。「チームと代表は別だし、役割も違う。ただ、気分的には良い気分で入れた」と、ドイツから代表チームが合宿を行うUAEに入った。

 個人的には初のUAE戦だ。15年1月のアジア杯準々決勝、昨年9月のW杯アジア最終予選初戦と2連敗を喫している相手だが、いずれの試合も大迫はいなかった。「1回負けている相手に2度は負けられない」。代表の一員としてそう話す一方、「前回、僕はいなかった。今回は試合に出て、しっかり点を取って勝ちたい。苦手意識もないし、ただただ早く試合がしたい。貪欲に点を取りにいきたい」と力強い。

 勝てば2位以内をキープし、首位サウジアラビアの結果次第では首位に立つチャンスもある。ただ、負ければW杯出場圏外となる4位転落の可能性もあり、まさに“生きるか死ぬかの大一番”だ。「大事な試合。この1試合をモノにできるか落とすかで、次からの戦い方も変わる」。そう力説するストライカーは「勝つしかないので。チームとして戦って、僕はゴールを狙うだけ」と、チームを勝利に導くゴールを誓った。

(取材・文 西山紘平)

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