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UAEメディア「ハリルは“中東の笛”を避けるのに熱心」

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昨年9月1日に行われたUAE戦で猛抗議するバヒド・ハリルホジッチ監督

 日本代表は23日、ロシアW杯アジア最終予選でUAE代表とのアウェー戦に臨む。22日の前日会見でバヒド・ハリルホジッチ監督が「不当な笛を避けたい」と語ったことを受け、UAE『ザ・ナショナル』は「日本の指揮官は“中東の笛”を回避することに熱心となっている」と報じた。

 昨年9月1日に埼玉スタジアムで行われた第1戦でUAEに1-2の逆転負けを喫した日本。この一戦では、カタール人のアブドゥルラフマン・アルジャシム主審が下した判定が大きな話題を呼んだ。

 先制しながらFKとPKで逆転を許した日本は、1-2の後半23分にFW宇佐美貴史がPA内で相手DFに手を使って倒されたが、ファウルの笛は鳴らず。さらに同32分にはFW浅野拓磨の左足ボレーがはっきりとゴールラインを割りながらも、得点は認められなかった。

 ハリルホジッチ監督は「日本のホームではUAEに負けているが」というUAEメディアの質問に対し、「不当な審判の笛を避けたい」と皮肉を込めて返答。当日の主審を担当するウズベキスタン人のラフシャン・イルマトフ氏に関しては「明日の審判のことは信頼している。正確な笛を吹いてほしい。それだけだ。W杯に行くための決定的な試合になるかもしれないので、それをお願いしたい」と語った。

 UAE『ザ・ナショナル』では上記のハリルホジッチ監督のコメントを紹介しつつ、「日本はハッザーア・ビンザーイド・スタジアム(今回の試合会場)で行われるリターンマッチで、それらの悪夢を振り払うことを目指している」と伝えている。


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