ブンデスリーガ2部シュツットガルトに所属するMF細貝萌は、今月中にもJリーグに復帰する可能性が急浮上している。ドイツ誌『キッカー』が23日に伝えた。

　細貝は昨夏、当時はアウクスブルクやヘルタ・ベルリンでも指導を受けた恩師ヨス・ルフカイ氏が率いていたシュツットガルトに加入した。しかしそのルフカイ氏が昨年9月の第4節消化時点で辞任を表明すると、ハネス・ボルフ新監督の下では前半戦には負傷にも悩まされた細貝の出場機会が減少。昨年12月の第17節ビュルツブルク戦以降は出番がなかった。

『キッカー』によると、細貝は現状に不満を抱き、現在Jリーグのクラブと交渉に入っているという。シュツットガルト側によりクラブ名は明かされていないが、選手登録期日の今月31日までに交渉がまとまり、帰国の可能性が「濃厚」との見解が述べられている。

　2011年1月に浦和レッズを旅立ち、ドイツに向かった細貝。アウクスブルク、レバークーゼン、ヘルタ、そしてトルコのブルザスポルを経てシュツットガルトに加わったボランチは、近々、6年間過ごした欧州でのプレーに終止符を打つことになるかもしれない。

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