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シメオネ、グリエーズマンの移籍容認へ

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今夏の去就が注目されるFWアントワーヌ・グリーズマン

 アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが今夏クラブを去る可能性について認めている。その場合は引き留めるつもりはないという。『アス』がコメントを伝えた。

 グリエーズマンの移籍先最有力候補はマンチェスター・ユナイテッドと言われている。A・マドリーとは2021年までの契約を残しているが、ユナイテッドは1億ユーロといわれる契約解除料を用意していると伝えられている。

 シメオネ監督は昨夏も残留に向けた働きかけがあったと振り返るも、今夏は同じようにはいかないだろうとの見解を示している。

「契約解除料が設定されているかぎり、彼が出ていかないと保証することはできない。これから何が起こるかは私にはわからないがね。彼とは昨年の夏の休暇のときに話をした。多くのことを話し合い、彼の残留が決まった。その時、彼はもし私が残るのであれば残ると言ってくれた。その後、代理人と話をつけて、契約にいたったんだ」

「今回、グリエーズマンは、私が残留を希望しても、そのまま飲むようなことはしないだろう。(FWディエゴ・)コスタや(FWラダメル・)ファルカオのときもそうだった。多くの貢献をしてくれた選手たちの決定に対しては、私は従いたいと思っている。でも明らかなのは、グリエーズマンがチームに残るかぎり、このクラブは成長しつづけるということだ」

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