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ドルトムントに新たな頭痛の種か…あの名物代理人がフランス代表のルーキーに興味?

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FWウスマン・デンベレ(右)がライオラのポートフォリオに“加入”?

 ドルトムントで大ブレイク中のフランス代表FWウスマン・デンベレの代理人をあの名物エージェントが務めることになるのだろうか。ミノ・ライオラ氏はフランス誌『レキップ』に対し、同選手の代理人を務めることを望んでいると明かした。

 ライオラ氏にとって、現在19歳のデンベレはまさに“注目株”。昨季、フランスのレンヌでプロデビューを果たしたばかりのタレントは、昨夏にドルトムントに向かうと、公式戦36試合で7ゴール16アシストといった数字を記録している。すでにバルセロナやレアル・マドリーが注視しているとも報じられる新星だ。

 ドルトムントとは2021年までの契約を交わしたデンベレだが、レンヌに支払われた移籍金は1500万ユーロ(約18億円)と見られる。次の移籍ではその数倍の額が発生するのは確実。やはりFWズラタン・イブラヒモビッチ、MFポール・ポグバ、MFヘンリク・ムヒタリアンといった選手たちの移籍を担当した代理人は無視することができない存在となった。

 一方で過去にデンベレのエージェントを務めていたマルシアル・コディジャ氏は同選手のドルトムント移籍を担当したムサ・シソコ代理人に対し、訴訟を起こしたところ。コディジャ氏はシソコ代理人がフランスサッカー連盟(FFF)における必要な資格を所持していないとし、賠償金300万ユーロ(約3億6000万円)を求めているそうだ。

 このような状況のなかで、デンベレはライオラ氏を新たな代理人に指名するのだろうか。昨夏ムヒタリアンのマンチェスター・ユナイテッド移籍を強引に押し通したとされる同氏だが、ドイツ紙『ビルト』曰く、ドルトムント幹部は若手の選択次第で悩みのタネを抱えることになるかもしれない。


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