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やはり試練…メッシ4試合出場停止の3位アルゼンチンが9位ボリビアに完封負け

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メッシを欠くアルゼンチンは敵地ボリビアで完封負けを喫した

 ロシアW杯南米予選が28日に行われ、2連勝で3位に浮上していたアルゼンチン代表が敵地で9位ボリビア代表に0-2で敗れた。W杯予選4試合出場停止となったFWリオネル・メッシの不在が大きく影響する結果になってしまった。

 メッシは23日のチリ戦において、副審に対する侮辱的な言動があったとして国際サッカー連盟(FIFA)から4試合の出場停止と1万スイスフラン(約112万円)の制裁が罰則が科せられた。残り5試合となった大事な終盤戦、アルゼンチンは4試合(Aボリビア、Aコロンビア、Hベネズエラ、Hペルー)でエース抜きの戦いを強いられることになった。

 迎えた敵地でのボリビア戦。9位に沈むが、高地決戦とあって、ホームでは絶対的な強さを見せる相手だ。そして不安は的中する。前半31分にロングボールを頭で合わせたFWフアン・カルロス・アルセに先制点を決められると、後半8分にはFWマルセロ・マルティンス・モレノに追加点を豪快に蹴り込まれてしまう。アルゼンチンはFWセルヒオ・アグエロを後半11分から途中投入するなど反撃を試みるが、強力攻撃陣が沈黙。完封負けを喫した。

 ボリビアは3勝目。ただし7戦全敗の敵地戦に対し、標高3500mを超えるラパスで戦うホームでは3勝1分3敗。失格負けになった試合があることも考えれば、ホームでは5分以上の成績を残している。

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