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フランス代表デシャン監督、スペイン戦で得点取り消しもビデオ判定に理解示す

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フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督

 フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督がビデオ判定について自身の見解を示している。フランス『TF1』が報じた。

 フランスは28日、国際親善試合でスペインと対戦。ビッグマッチではビデオ判定が試験的に導入され、後半立ち上がりにFWアントワーヌ・グリーズマンの得点がオフサイドで取り消されるシーンもあった。一方で、当初はオフサイドと判定されたFWジェラール・デウロフェウの得点は認められたため、新システムはスペイン代表に2度有利に働いたことになる。

 判定としては正しいものとなったはずだが、運営方法が整備されているとは言いがたい。試合が1分近くも中断され、その間観客には何が起こっているのか何も知らされなかった。試合後、フランス代表のデシャン監督は、サッカーの試合でビデオ判定を使用することについて、自身の見解を述べている。

「確認して、正しかったのなら、問題ない。ビデオ判定によって、サッカーは少し変わるだろう。今日は、フランスに不利に働いたが、導入されることが決まれば、どこの国に対しても同じことが起こるだろう。ビデオ判定がなければ結果は違ったかもしれないが、サッカーの進歩とは、そういうものだ。対応していかなければならない」

 また、試合内容についてはスペインにボールを支配されていたことを認めている。

「前半、我々の選手たちの動きは悪かった。何度もボールを奪われていたからね。後半は調子を取り戻し、主導権を奪えそうだったが、そうはならなかった。結果的にやられてしまったが、才能ある選手たちが大勢いるチームに対して、後半はチャンスを何度も作れたと思う」
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