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久保裕也、ビッグクラブ移籍へ虎視眈々か?代理人が告白「今は中間段階」

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FW久保裕也の代理人が去就について口を開いた

 ゲントに所属するFW久保裕也は、今最もクラブから熱視線を浴びている日本人選手の一人だ。代理人のマウリツィオ・モラナ氏はイタリア『トゥットメルカート』の独占インタビューに応じ、注目の去就について言及した。

 久保は今月の23日、28日に行われた日本代表での2連戦で2ゴール3アシストの活躍を見せた。右サイドのアタッカーとして起用された新たな日本代表のエースは、チームに欠かすことのできない存在になりつつある。

 ゲントは1月に久保を獲得し、先見の明を示した。クラブは史上最高額となる350万ユーロ(約4億2000万円)を費やしたが、加入後の7試合で5得点を記録。移籍金が決して高くなかったことを証明している。モラナ氏は今夏を迎える前に、ゲントは「(移籍させるか金額を釣り上げるかなど)最適な道を探すことが大きな目標になるだろう」と話す。

■欧州初挑戦がスイスだった理由

 また、モラナ氏は2013年、当時19歳の久保をブンデスリーガなどの主要リーグに連れて行かず、スイスのヤングボーイズへの移籍をまとめたことを以下のように説明している。

「ほとんどの日本人選手はブンデスリーガを選択する。ただ、私は久保をヨーロッパに適応させるため、ヤングボーイズに連れて行こうとした。技術は十分だったし、まずはプレーしなければならない。プレッシャーもそれほど大きくはないしね」

 ステップアップについて「今は中間段階」とし、メジャークラブからの「連絡を待つ」と語ったモラナ氏。しかし、今はチームがプレーオフを控えているため、「あまり言わないでくれ。選手は常にベストを尽くそうとしているし、ゲントはハイレベルなプレーオフを戦う」と去就に関する詳細のコメントは避けた。

 一方で、移籍先の候補としてブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラ、セリエAを挙げ、プレミアリーグは「彼のような選手には身体的に厳しい」と見解を示した。

■ライバル・本田にも言及

 また、久保と日本代表でポジションを争う立場にある本田圭佑についても言及。イタリアで出場機会を得られていないにも関わらず、日本代表に招集されているという現状に疑問の声も挙がっているが、モラナ氏の評価は決して低くない。

「今はクラブやフィジカル的に問題があるのかもしれない。しかし、そういった点が整えば、久保のライバルになるだろう。今は日本代表の監督がもっとコンディションの良い選手を選びたかったのではないか」


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