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バルサ、14億円でデウロフェウの買い戻しが可能か…決断のリミットは6月末

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ミランで輝きを取り戻したFWジェラール・デウロフェウ

 バルセロナミランFWジェラール・デウロフェウの復帰を真剣に検討しているのかもしれない。スペイン『スポルト』が伝えた。

 バルセロナのカンテラーノであるデウロフェウは、2013年夏にエバートンにレンタルで移籍した。その1年後に一度復帰を果たしたものの、ルイス・エンリケ監督が守備面で問題があると考え、プレシーズンのうちに見切りをつけられ再び放出された。

 セビージャのレンタルを経て、2015年夏にエバートンへと完全移籍を決めたデウロフェウ。今年1月からはミランに新天地を移すと、ロシアW杯欧州予選に臨むスペイン代表に招集されるほどの活躍を見せている。

 バルセロナは、そのデウロフェウを1200万ユーロ(約14億4000万円)で買い戻すことができるオプションを有している。その行使期限は今年6月30日まで。クラブは23歳FWの復帰を本格的に考慮しているようだ。

 ルイス・エンリケ監督が今季限りで退任するバルセロナは、次期指揮官にデウロフェウの必要性を問う考えという。理想は今季終了時までに後任を決め、デウロフェウを戦力とみなすかを確認し、買い戻しオプション行使の是非を判断することだ。

 だがバルセロナは次善の策も用意している。後任人事が遅れを取った場合でも、デウロフェウが“一時的に”バルセロナ復帰を果たす可能性があるのだ。

 バルセロナはミランのアタッカーを1200万ユーロで一旦買い戻し、仮に新監督の構想に入らなかったとしても、買い戻した額以上で売却できると踏んでいる。すでにイタリアの複数クラブがデウロフェウの獲得に関心を寄せていることが、クラブに確信を抱かせる根拠となっているとみられる。


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