チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は、エデン・アザールの去就に関するうわさが過熱していることを喜んでいるようだ。『OMNISPORT』が伝えた。

　アザールには先日、スペイン方面のメディアを中心にレアル・マドリー行きのうわさが立ち上がった。アザール本人はレアル入りへ前向きだと伝えられているが、チェルシーに手放す考えはないとされている。コンテ監督は憶測をむしろ喜んでさえいるようだ。

「シーズンのこの段階で我々の選手たちにうわさが飛び交い始めるのは当たり前だ。我々が素晴らしい仕事をしているという証だから私は嬉しいよ。チェルシーの選手たちに他チームとのつながりがうわさされるということは、彼らがとてもよくやっているということさ」

　一方で、今シーズン限りで契約の切れる主将DFジョン・テリーの去就については歯切れが悪い。

「全ての状況には直面すべき適切な時期というものがある。我々が向かい合わねばならない多くの状況を解決するため、クラブはとてもよく仕事をしてくれている。だが繰り返しておく。今季のジョンについて話すことが私は好きだ。私をたくさん助けてくれているからね。繰り返すが彼はピッチ内外で素晴らしい仕事をしている」

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