[4.1 プレミアリーグ第30節 レスター・シティ2-0ストーク・シティ]

　プレミアリーグは1日、第30節が行われ、FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでストーク・シティと対戦し、2-0で勝利した。4試合連続で先発出場の岡崎は、積極的にシュートを放ったが、今季3点目とはならず、後半27分にピッチを後にした。

　レスターは負傷中のDFウェズ・モーガンとMFマーク・オルブライトンが体調不調により欠場。代わってDFヨアン・ベナルアンとMFデマライ・グレイがスタメン起用された。立ち上がりから攻め込むレスターは前半7分、FKのこぼれ球からベナルアンが右足ボレーも相手DFのブロックに阻まれる。同18分には、左サイド深くでFKを獲得し、DFクリスティアン・フクスが入れたボールから最後はFWジェイミー・バーディが押し込もうとしたが、ゴール左に外れた。

　それでもレスターは前半25分、右サイドでMFリヤド・マフレズのパスを受けたDFダニー・シンプソンがダイレクトで中央に送り、MFウィルフレッド・エンディディがトラップから右足一閃。目の覚めるようなミドルシュートがゴール右上隅に突き刺さり、先制に成功した。

　レスターは前半33分に、MFラマダン・ソブヒの折り返しからFWマルコ・アルナウトビッチに決定的なシュートを打たれたが、枠を外れて事なきを得る。直後の同34分には、左CKからこぼれたボールを岡崎がバイシクルシュートもクロスバーの上。同37分にもマフレズがドリブルから左足ミドルを放つもGKリー・グラントのセーブに阻まれ、前半を1点リードで折り返した。

　後半も積極的な入りをみせたレスターは同2分、右サイドでグレイが後方に落としたボールをシンプソンがクロス。相手DFの前に走り込んだバーディが鮮やかな右足ボレーを叩き込み、2-0と突き放す。同12分には、カウンターからグレイが攻め上がり、右にバーディがいたが、左に並走していた岡崎を選択。PA左に侵入した岡崎が左足シュートを放つもGKグラントに防がれた。

　後半19分、レスターは岡崎のクリアからカウンター発動。左サイドを駆け上がったバーディが中央に折り返したボールをマフレズが左足で合わせるもGKグラントのセーブに阻まれる。その後も集中した守備でストークにチャンスを与えず、2-0で完封勝利。プレミアリーグで4連勝を飾った。

---

●プレミアリーグ2016-17特集
●欧州組完全ガイド