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ゲント久保裕也の性格は?コーチが指摘「シャイではない」

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久保裕也はシャイではない?

 ベルギーリーグのゲントに所属する日本代表FW久保裕也に関し、クラブのアシスタントコーチを務めるピーター・バレット氏が印象や人間性を語った。『Sport Voetbal Magazine』が報じている。

 久保は今年1月にスイスのヤングボーイズからゲントに加入。クラブ史上最高額となる350万ユーロ(約4億2000万円)が支払われたが、すでに金額に相応しい価値があることを証明している。リーグ戦では7試合に出場して5得点をマーク。2日に行われた優勝プレーオフ第1節でも先発出場した。

 バレット氏は久保に関して「スイスにいたときから良い印象を持っていたし、彼がしてきたことも見てきた。彼は両足を使える。ゴールへの嗅覚も持っている」と話し、期待通りの活躍をしてくれているという見解を示した。

 ゲントはレギュラーシーズンをアンデルレヒトとクラブ・ブルージュに次ぐ3位で終えた。2日からは優勝やチャンピオンズリーグ出場権の獲得を懸けてプレーオフを戦っている。目標とするタイトルや欧州カップ戦への切符を獲得するためには、久保の持つ「ゴールへの嗅覚」を発揮していくことが不可欠となる。大きな期待を背負い、残りのシーズンを戦っていくことになりそうだ。

 また、バレット氏は久保のキャラクターについて「すべての日本人がそうであるように、クボはとても内向的な性格だ。タカユキ・スズキもそうだった」とコメント。かつて指導した経験を持つ元日本代表FWの鈴木隆行を引き合いに出し、日本人らしい一面を持っていると明かした。

 もっとも「ただし、ユウヤはシャイではない。ゲントでは伝統的に、新加入選手は歌を歌わなければならないんだ。彼はちゃんと歌ったよ。ペットボトルをマイクのように持ち、ためらうことなくね。彼の英語はちゃんとしているし、ドイツ語もできる。スイスでプレーしていた経験もあるし、楽しんでやっているよ」とも話し、しっかりとチームに溶け込むことができていると示唆している。

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