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レアル、アトレティコとの“紳士協定”破りテオ・エルナンデス獲得を決断か

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アラベスで輝きを放つDFテオ・エルナンデス

 レアル・マドリーは、現在レンタルでアラベスに加入しているDFテオ・エルナンデスの獲得に乗り出すつもりなのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じた。

 アトレティコ・マドリーに所属するテオは、今季出場機会を求めてアラベスにレンタル移籍。19歳の左SBはここまで公式戦29試合に出場しており、今季のリーガで際立った選手の一人となっている。

 アトレティコは今季終了時にテオを復帰させ、DFフィリペ・ルイスの後釜として育てる目論見だった。だが、そこにレアルが介入。DFマルセロの代役を探すレアルは、契約解除金2400万ユーロ(約28億円)を支払い、テオを“横取り”する考えだとされる。

 そもそもレアルとアトレティコの間には、「紳士協定」が結ばれているとみられてきた。この協定により、DFホセ・ヒメネス、FWラダメル・ファルカオ(現モナコ)、FWセルヒオ・アグエロ(現マンチェスター・シティ)といった選手の移籍が阻まれてきた事実が過去にある。

 だが契約解除金を支払ってしまえば、移籍において契約上の問題はない。マドリーは禁じ手とも言える手段を講じ、今季アラベスでアシスト王となっているテオ獲得に踏み切る構えだという。


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