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メッシ、トップにたどり着くまでに多くの犠牲を払ったと主張「今はそれが必要だと分かる」

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FWリオネル・メッシは多くの犠牲を払ってきたと主張した

 バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、時に痛みを伴う決断を下してきたことが、自身を現在の地位に押し上げたと語っている。

 メッシは13歳でバルセロナの下部組織に入団。一目見てその才能を確信したカルロス・レシャック当時監督は、まだ練習生扱いだったメッシに対して食事の場で白い紙ナプキンにサインさせ、即座に仮契約を締結したのはあまりに有名な話だ。

 だがメッシはサッカー選手として挑戦するために、家族がいるアルゼンチンを離れなければいけなかった。『エスキーレ・メヒコ』のインタビューで当時の心境を明かしている。

「エリートクラスの選手になるため、多くの犠牲を払った。家族を幸せにしたいと願う労働者の人たちも、同じように犠牲を払っていると思うけれどね」

「一番大きかったのは、家族から離れた場所で今のような人生を送ってきたことだ。家族、兄弟、友達...。彼らから遠く離れたところでね。すごく辛かった。だけど、僕はそれを選んだ。今はそれが必要だったと分かる。フットボールを心から楽しむためにはね」

 メッシのキャリアの転機となったのは、ジョゼップ・グアルディオラ現マンチェスター・シティ監督との出会いだろう。2008年から指揮を執った地元出身指揮官の下で、エースとなって実に14個のタイトル獲得に貢献した。

「あのチームの一員であったことは、僕にとっても、チームメートにとっても、大きな誇りだった。グアルディオラはチームに明確なプレースタイルを与え、適したバランスを見つけて全員の長所を生かしきったんだよ」

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