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ユベントス3連覇へあと1勝…ナポリに3失点敗戦も第1戦のリード守る

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ユベントスが決勝に勝ち上がった

[4.5 コッパ・イタリア準決勝第2戦 ナポリ3-2ユベントス]

 コッパ・イタリア準決勝第2戦が5日に行われ、ホームのナポリユベントスを3-2で下した。しかし2戦合計ではユベントスが5-4(第1戦は3-1)と上回り、3連覇にあと1勝に迫った。6月2日に行う決勝ではラツィオと対戦する。

 ナポリとユベントスは2日に行ったリーグ戦でも対戦。中2日で行う再戦はナポリが先発6人、ユベントスは8人を入れ替えて臨んだ。

 試合を動かしたのはユベントスだ。前半32分、ミドルレンジでボールを持ったFWゴンサロ・イグアインが反転シュートでゴールネットに突き刺し、先制に成功した。

 後半に入るとナポリも反撃。8分にゴール前でボールを回すと、MFマレク・ハムシクが右足で蹴り込み、試合を振り出しに戻す。ただしユベントスもすぐに突き放す。同13分にMFフアン・クアドラードの右クロスをイグアインが蹴り込み、勝ち越した。

 しかしナポリは諦めない。後半16分に入ったFWドリース・メルテンスがそのまま前線に走っていくと、ユベントスのスローインから入ったボールをGKネトがトラップミス。そのままの勢いでメルテンスが蹴り込み同点に追いつく。

 そして後半22分にはエリア内に入ったFWホセ・カジェホンの折り返しをFWロレンツォ・インシーニェが押し込み、ついに試合をひっくり返した。

 だがここからユベントスを突き放すことは出来ない。残り時間をユベントスは3バックに変更して守りを固めると、後半アディショナルタイムの6分間も守り抜く。試合は3-2で落としたユベントスだったが、2戦合計ではしっかり上回り、3年連続の決勝へと勝ち進んだ。


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