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武藤嘉紀はマインツで第二の岡崎慎司になれるか…独誌がキーマンに指名

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独誌が武藤嘉紀をキーマンに指名

 マインツは2015-16シーズンを6位で終え、今季ヨーロッパリーグ(EL)出場を果たした。2016-17シーズンも、ELではグループリーグ敗退を喫したものの、ブンデスリーガ第23節を終えた時点では11位とまずまずの成績を残していた。しかし24節のダルムシュタット戦から4連敗を喫し、第27節を終えた時点で15位まで順位を落としている。

 そんな中マインツは8日、ブンデスリーガ第28節で、7位のフライブルクと敵地で対戦する。負ければ残留争いに巻き込まれる可能性も出てくる大事な一戦だ。ドイツ誌『キッカー』は武藤嘉紀の名前を試合のキーマンとして挙げた。

 2シーズン前の4月にも、マインツは敵地でフライブルクと対戦している。当時両チームは残留争いのライバルとして対戦した。勝利を飾ったマインツがその後11位でシーズン終えた一方で、フライブルクは2部リーグへと降格した。

 フライブルクは前節、ボルフスブルクに勝利し残留をすでに確定させている。そのため2年前とは少し状況は異なるが、マインツとしては前回と同様に勝利を飾って残留への足がかりとしたい。

 そして、2014-15シーズンの対戦で2得点を奪いマインツの勝利に大きく貢献したのがレスター・シティに所属する日本代表FW岡崎慎司だった。『キッカー』はこの事実に着目し、武藤に先輩岡崎と並ぶ活躍を期待している。

 また、戦術的にもフライブルクがボールを持ち、マインツがカウンターを仕掛ける展開を予想。そのため足の速い武藤が適切だと説明した。

 武藤は前節のRBライプツィヒ戦で、ケガから復帰後の初得点を挙げるなど、調子を上げている。シュミット監督も「調子が良いし、戦術的にも適している。ピッチに立つ可能性は高い」と武藤の出場を示唆した。

 武藤は2年前の岡崎を再現することはできるのだろうか。不調のチームを救う活躍が期待される。

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