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今季からキャプテンマークを巻くベテランが清水の連敗止める、鄭大世「自分たちの良さを出せた試合」

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1得点1アシストと全得点に絡んだ鄭大世

[4.8 J1第6節 柏0-2清水 柏]

 前節、磐田との“静岡ダービー”を落としての連敗。清水エスパルスにとって「ダメージはデカイ」とFW鄭大世は振り返った。今季からキャプテンを巻く33歳は、チームメイトに「今週の練習から積極的に声をかけた」ことでチームの雰囲気を変えることに務めた。「自分たちの態度を改めて切り替えて、明るい態度を見せよう」。とりわけ先発で出場している選手たちにそう伝えたことで「練習の雰囲気がすごくよかった。紅白戦でもみんな生き生きと足も口も動かしていた」。キャプテンの働きでチームは盛り返した。

「キャプテンをしたい」と鄭大世は自ら小林伸二監督に申し出た。「ハードワークをすれば点も取れるし、チームのために活躍できるというのは彼の中に今シーズンあると思う。年齢的には自由にやらせたいけど、そういうところに身を置いてやってくれている」と指揮官も厚い信頼を寄せる。

 そして迎えた敵地での柏レイソル戦。「想像よりも(パスを)回されて、だいぶしんどかった」と鄭大世が認めたように、守勢に回る時間が長くなった。清水はカウンターからチャンスをうかがった。敵将の下平隆宏監督は「鄭大世選手のカウンターには注意をして、と後半に入った」と警戒を強めていた。

 そして迎えた後半20分、自陣からのカウンターに出た清水は、MF村田和哉のパスが柏DFに当たったルーズボールを鄭大世が押し込んだ。柏にとっては「かなり不運な失点」(下平監督)となった。川崎F所属時代に5得点、水原三星所属時代に2得点。柏との相性の良さを発揮した形だ。

「今日負けたら3連敗だったし、アウェーでカンタンにはいかないと思っていたけど、自分たちの良さを出せた試合」と会心の勝利を喜んだ鄭大世。アディショナルタイムにはFWミッチェル・デュークへのアシストを記録し、1得点1アシストの活躍を見せた。新たな役割を担うストライカーが、名実ともにチームを勝利に導く。

(取材・文 奥山典幸)
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