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「彼なら20点は取れる」 モウリーニョ、チチャリート買い戻しを検討か

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モウリーニョ監督が高く評価するハビエル・エルナンデス

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督が、レバークーゼンのFWハビエル・エルナンデスの買い戻しに興味を示しているのかもしれない。クラブ公式サイトがモウリーニョ監督のコメントを伝えている。

 チチャリートの愛称で広く知られているメキシコ代表FWは、2010年7月にユナイテッドに加入。14-15シーズンはレアル・マドリーへレンタル移籍したが、ユナイテッドサポーターの人気も高く、ユナイテッドでは公式戦157試合で59得点を記録。15年8月にはレバークーゼンに完全移籍し、ここまで公式戦73試合で38得点をマークしている。

 モウリーニョ監督は、チチャリートのような選手がユナイテッドにいれば、今季の大半の試合でゴールネットを揺らしていたと考えているようだ。「チームには、ボールと恋をしていない選手もいる。簡単な例をあげよう。オールド・トラッフォードでのプレー、相手を圧倒するプレー、敵陣での我々のプレーを考えれば、チチャリートなら簡単に20ゴールは記録するだろう。もしベンチからの出場で、残り10分ないし20分からの出番であっても、彼なら20ゴールを決められる」とチチャリートを高く評価している。

「彼はボールがバウンドする位置を自然にわかる選手で、ゴールを決められる。もしGKにセーブされても、こぼれ球を押し込んでゴールを決める。クロスに対しても誰よりも先にニアで反応し、ヘディングシュートを決める。ベンチからの出場ではなかったとしても、もし今話したような状況から10~15ゴール決める選手がいれば、勝ち点もあと10~15は多く取れていた。今のチームは、毎試合ではないが、大半の試合で良いプレーをしている。チャンスも作れているが、チームのプレーに見合うだけの十分なゴールを決められていない」

 今季のチームの決定力に物足りなさを感じているモウリーニョ監督。FWズラタン・イブラヒモビッチの退団、アトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマン獲得が噂される中、ユナイテッドは今夏の移籍市場で“チチャリートのような”経験豊富なストライカーを獲得することができるのだろうか。


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