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本田、長友不出場のミラノ2チームで明暗…快勝ミランに連敗インテル、次節はダービー

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ミラノ2チームで明暗が分かれた

 セリエA第31節が9日に行われた。日本代表FW本田圭佑の所属するミランはホームでパレルモと対戦し、4-0で勝利した。本田の出場はなく、リーグ戦の出番なしは15戦に伸びた。

 ミランが前半から圧倒した。開始6分に得たFKを怪我から復帰したMFスソが直接決めて先制に成功すると、同19分にはスソのクロスからMFマリオ・パシャリッチが押し込み加点。同37分にはFWカルロス・バッカが3試合ぶりのゴールを決めて、前半だけでリードを3点に広げる。

 後半に入っても安定したゲーム運びを見せたミランは、25分にセンターライン付近からドリブルを開始したFWジェラール・デウロフェウがそのままゴールネットを揺らして加点。4-0でゲームを終わらせ、快勝した。

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でクロトーネと対戦。上位に踏みとどまるために3戦ぶりの勝利が欲しかったインテルだが、前半18分にDFガリー・メデルのハンドによって与えたPKをFWディエゴ・ファルチネッリに決められると、同22分にもファルチネッリに得点を許して、前半を2点ビハインドで折り返す。

 後半に入ると一転して攻め続け、21分にはCKをニアでMFジョフレイ・コンドグビアが頭に当てると、流れたボールをDFダニーロ・ダンブロージオが押し込み、1点差に迫る。しかし反撃もここまで。1-2で敗れたインテルは降格圏に沈むチームに敗れ、まさかの連敗を喫した。なお、長友に出番はなく、4戦連続してベンチで試合を終えた。

 勝ち点を57に伸ばしたミランに対し、インテルは55のまま。順位が入れ替わり、ミランが6位、インテルが7位に後退した。次節は両チームの直接対決となる“ミラノダービー”。上位生き残りをかけた一戦は、日本時間15日、19時30分にキックオフする。

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