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バルサが狙うディバラより上…ナポリ指揮官はラツィオ戦で活躍の教え子を称賛

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ナポリFWロレンツォ・インシーニェ

 ナポリマウリツィオ・サッリ監督はイタリア代表の25歳FWロレンツォ・インシーニェについて、ユベントスのFWパウロ・ディバラより手元に置きたい選手であると9日、イタリアメディア『スカイ』のインタビューで自身の見解を明かした。

 ローマで9日、セリエA第31節ラツィオ対ナポリ戦(0-3)が行われた。3位ナポリと4位ラツィオの激突は、上位3位までに与えられる来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を賭けた一戦となった。ナポリはインシーニェがドッピエッタ(1試合2得点)を決めるなどして快勝を収め、リードを7ポイント差に広げることに成功した。

 ナポリの指揮官は、この試合で躍動したインシーニェについて、アルゼンチン代表のディバラより欲しい選手であると持論を述べている。

「(どちらかと問われれば)インシーニェを選ぶ。ディバラは土曜日の試合(ユベントス対キエーボ戦)であまり目立っていなかったし、ユーベ戦の直接対決ではインシーニェの方が良かった。それにインシーニェはナポレターノ(ナポリ出身)だ。素晴らしい才能を持つ選手だし、ナポリ出身の若者だからこそナポリのバンディエラ(チームを代表する選手)になってほしいと願う。サッカーはただ数字だけではない。感情も影響するものだ」

 また自身をナポリのバンディエラに推す声に対しては、首をかしげた。

「私がナポリのバンディエラに? 私はナポリ生まれだけど、50年間よそで暮らしていたからね。それに立場が違う。監督というものは魚みたいなもので、しばし時間が経つと臭くなるものだ」


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