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ライバル足踏みにミラン指揮官は自信「ELへ行ける」…対照的に本田圭佑は厳しい立場

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ミランのビンチェンツォ・モンテッラ監督

 ミランのビンチェンツォ・モンテッラ監督は9日、イタリアメディア『プレミアム・スポーツ』のインタビューで、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得できると確信していることを明かした。

 9日、サンシーロで行われたミラン対パレルモ戦では、23歳のスペイン人FWスソらミランの攻撃陣が躍動し、4-0で快勝した。この日、順位表で5位につけていたインテルが下位のクロトーネに1-2で敗れるという番狂わせがあった影響で、ミランはインテルを追い越し6位に浮上した。一方、インテルに代わり、EL出場権が得られる5位に食い込んだアタランタは前日のサッスオーロ戦で1-1と引き分けており、ミランとの差はわずか2ポイントだ。ミランへ追い風が吹いていることでモンテッラは自信を口にしている。

「非常に満足している。ピッチではビッグクラブとしての風格が漂っていたし、(前節、ペスカーラと1-1で引き分けたため)今日のような反応を期待していた。今日は素晴らしい集中力だったので、どんな相手でも(ミランとの)対戦は難しかっただろう。私は2試合前までも楽観的に捉えていたが、今日の試合でさらにポジティブになれた。ヨーロッパへ行けると確信している」

■対照的に本田圭佑には不遇が続く

 お祭りムードのチームとは裏腹に、日本代表のMF本田圭佑はベンチ入りしたものの出番は訪れなかった。モンテッラの就任後チームの構想から外れ、セリエAでの出場機会がわずか5試合96分にとどまっている。今シーズン限りでミランとの契約も満了を迎えることになり、今年は広告塔としてのミランジェットの顔からも外された。チームとは対照的に本田には厳しい逆風が続く。

 ミランの次戦は15日に行われるインテルとの直接対決となるミラノダービーだ。EL出場を賭けた両者の戦いは注目されるところだ。


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