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「みんなに感謝」18歳北朝鮮人FWがセリエAで歴史的初ゴール!!指揮官も絶賛

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FWハン・クァンソンが北朝鮮人選手として歴史的なセリエA初ゴールを決めた

 カリアリでプレーする北朝鮮国籍の18歳FWハン・クァンソンが、9日にホームで行ったトリノ戦でセリエA初ゴールを決めた。後半36分から途中出場すると、後半アディショナルタイムに左クロスを頭で押し込んだ。なお試合はカリアリが2-3で敗れている。

 ハンは2014年にAFC U-16選手権で優勝したU-16北朝鮮代表で4得点を記録。翌年チリで行われたU-17W杯にも出場した。先月10日にカリアリと契約。セリエA初の北朝鮮人選手として注目されていた。

 当初は下部組織でのプレーも検討されていたが、マッシモ・ラステッリ監督はトップチームに抜擢。4月2日のパレルモ戦に途中出場してセリエAデビューを飾っていた。デビュー2戦目での初ゴール。イタリアメディアも歴史的ゴールを大きく取り上げている。

 公式サイトによると、チームは敗れたが、ハンについての質問を求められた指揮官も「関心の高い若い選手が美しいゴールを決めた。パレルモを相手に短い時間ではあったが、素晴らしい仕事をした」と絶賛。またハンも「監督やチームメイトみんなに感謝したい。セリエAで最初のゴールを決めることが出来て非常に満足している。カリアリで楽しくやれている」と喜びを語っている。

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