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C・ロナウド2発でレアルが逆転先勝!!バイエルンはPK失敗に退場者と歯車狂う

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レアル・マドリーがFWクリスティアーノ・ロナウドの2発で先勝に成功した

[4.12 欧州CL準々決勝第1戦 バイエルン1-2R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦が12日に行われた。連覇を目指すレアル・マドリー(スペイン)は敵地でバイエルン(ドイツ)を2-1で先勝した。サンティアゴ・ベルナベウで行う第2戦は18日に行う。

 両クラブの対戦は通算23試合目。通算成績はバイエルンの11勝2分9敗と拮抗しているが、ともにホームでは強く、バイエルンは9勝1分1敗だった。また、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督はR・マドリーの前監督。ジネディーヌ・ジダン監督との“師弟対決”にも注目が集まった。

 前半、主導権を握ったのはバイエルンだった。24分には右CKを獲得すると、MFアルトゥーロ・ビダルが強烈なヘディングシュートを突き刺して、スコアを動かした。

 その後もバイエルンペースで試合は続く。前半終了間際の45分にはFWフランク・リベリのシュートがDFダニエル・カルバハルのハンドを誘発。PKを獲得する。しかしビダルがPKを蹴るが、シュートは枠上に大きく外れてしまった。

 嫌な形で後半に折り返したバイエルン。不吉な予感は的中する。後半開始2分、レアルにFKから右サイドへの展開を許すと、カルバハルのクロスをFWクリスティアーノ・ロナウドに押し込まれる。試合は1-1の振り出しに戻った。

 さらにバイエルンの歯車は狂う。後半16分、C・ロナウドの突破を止めに行ったMFハビ・マルティネスが2枚目のイエローカードを貰ってしまう。バイエルンは同点で勢いづくレアルを相手に数的不利を強いられた。

 そこからはレアルの一方的な展開になる。GKマヌエル・ノイアーにビッグセーブを連発されてなかなか逆転弾を奪えなかったレアルだが、後半32分、途中出場したMFマルコ・アセンシオが左サイドからクロスを上げると、走り込んだC・ロナウドが右足ダイレクトで合わせる。シュートはノイアーの股下を抜けて、ゴールネットに収まる。C・ロナウドは欧州カップ戦通算100ゴールを達成。後半アディショナルタイムにもDFセルヒオ・ラモスがFKを頭で合わせてゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドで取り消し。しかし試合をひっくり返し、バイエルンの欧州CLホーム戦の連勝を16で止めた王者が、アウェーゴール2発を持って第2戦に折り返した。


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