beacon

勝ちきれないマンU…終盤の失点でアウェーでの第1戦は痛恨ドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヘンリク・ムヒタリアンが先制点を決めたが、マンUは引き分けに終わった

[4.13 EL準々決勝第1戦 アンデルレヒト1-1マンチェスター・U]

 ヨーロッパリーグ(EL)は13日、準々決勝第1戦を行い、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でアンデルレヒト(ベルギー)と対戦し、1-1で引き分けた。なお、第2戦は20日に行われる。

 16日にプレミアリーグ第33節チェルシー戦を控えているユナイテッドは、9日の第32節サンダーランド戦から3人を変更。MFアントニオ・バレンシアとMFマイケル・キャリック、FWマーカス・ラッシュフォードがスターティングメンバーに名を連ねた。

 入りが良かったのはアンデルレヒトだったが、地力で勝るユナイテッドが徐々に流れを引き寄せると、前半17分に決定機。左サイドからラッシュフォードが低い弾道のクロスを入れ、FWズラタン・イブラヒモビッチが右足で合わせる。GKが弾いたボールにMFジェシー・リンガードが詰めるが右足シュート右ポストを叩いた。

 主導権を握るユナイテッドは前半36分、イブラヒモビッチが右サイドに展開し、バレンシアのクロスをラッシュフォードが右足ダイレクトシュート。これはGKに止められたが、こぼれ球を角度のないところからMFヘンリク・ムヒタリアンが左足で押し込み、1-0で前半を折り返した。

 後半もユナイテッドは立ち上がりに攻め込まれたが、DFエリック・バイリーを中心に耐え凌ぐと、10分にポグバの浮き球パスを左サイドで受けたDFマッテオ・ダルミアンがクロスを供給し、ムヒタリアンが左足ボレー。決まったかにみえたが、わずかにゴール右に逸れていき、追加点とはならなかった。

 その後もベルギーリーグ首位のアンデルレヒトを相手に、イブラヒモビッチや途中出場のFWアントニー・マルシャルが嫌な位置でボールを受け、キャリックが落ち着いたボールコントロールでユナイテッドの攻撃を構築。後半38分には、イブラヒモビッチの絶妙なラストパスからポグバが決定的なシュートを浴びせるが、GKに止められた。

 試合はそのまま終了すると思われたが、後半41分にアンデルレヒトが意地をみせる。左サイドからDFイバン・オブラドビッチが鋭いクロスを入れ、ゴール前に勢いよく飛び込んだMFレアンデル・デンドンケルが頭で押し込み、同点。試合はそのまま1-1で終了し、第1戦は引き分けに終わった。


●プレミアリーグ2016-17特集
●EL16-17特集

TOP