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「長谷部誠の離脱がフランクフルト不振の理由」ドルトムント監督が分析

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ドルトムント監督は長谷部の離脱がフランクフルトの不振の原因と話した

 ドルトムントは15日に行われるブンデスリーガ第29節でフランクフルトをホームに迎える。トーマス・トゥヘル監督は、試合に向けた会見で相手の不振の要因の一つとしてMF長谷部誠の不在を挙げた。

 11日にチームバスが爆破攻撃に遭ったため、モナコとのチャンピオンズリーグ戦を翌日に戦ったドルトムント。フランクフルト戦に向けた会見ではチームや自身のメンタルの状態についても話したトゥヘル監督だが、「我々はサッカーの楽しさ、意義を取り戻さなければいけない」とどうにか日常に戻ることの重要性を語った。

 その道のりの第一歩となるかもしれないのがフランクフルト戦。トゥヘル監督は相手について「非常に厄介なチームで、今シーズンは長い間、彼らが持つだけのポテンシャルを最大限に発揮していた。監督、スタッフを含めてすごくグループとして団結しているという印象を受けている」とコメントした。

 ただし、そのフランクフルトはリーグ戦9試合勝ちなしと不調に陥っている。「彼らは後半戦に入ってから結果を出せていないね」と語るトゥヘル監督は「大事なプレーヤーが何人か離脱しているからね。長谷部といった彼らの絶対的なキープレーヤーも欠いている」と分析。「だがそれでも難しい試合になると思う。彼らは非常に注意深い、コンパクトな守備を見せ、なかなか最終ラインを突破させないからだ」と続けた。

 なお、この会見ではトゥヘル監督は6週間離脱していたドイツ代表MFマルコ・ロイスをフランクフルト戦で起用することを明言した。「現時点、マルコをスタートさせることを考えている。コーチ陣の我々、そして彼のチームメートたちもみんな、彼が復帰できることを喜んでいる」と明かしている。


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