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中田英寿の引退後のキャリアにイタリアメディアが注目「日本のベッカムは酒造り」

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イタリアメディアが中田英寿氏を特集

 GKジャンルイジ・ブッフォン、FWフランチェスコ・トッティらを代表とするセリエAで活躍中、もしくは過去に活躍した1970年代生まれの選手の現在について、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』が特集している。

 40歳を迎えてなお現役でプレーし、ファンに愛され続けるトッティ、39歳ながら世界最高峰の守護神であり続けるユベントスのブッフォンらと並び、日本の中田英寿氏にも注目が集まった。

 中田氏は1998年からペルージャ、ローマ、パルマ、フィオレンティーナ、ボローニャと渡り歩き、イタリアで7シーズンを過ごした。セリエAデビュー戦となったユベントス戦(4-3でユベントスが勝利)では、ドッピエッタ(1試合2得点)を決める活躍を見せ、強烈なインパクトを残した。ローマ在籍時には、イタリアのレジェンドとなるトッティとポジション争いをした。引退から10年が過ぎた今も中田氏は「不滅の選手だ」とイタリアメディアから称えられるほど評価が高い。

 特集では中田氏について、「日本の(デイビッド・)ベッカムはわずか29歳で引退をした選手だ」と紹介し、その後は「4年にわたり世界中を訪問し、帰国後は日本を北から南まで車で旅した」と、旅人となったことを伝えた。現在は「日本酒をプロデュースするなど母国の伝統職人を支える活動をしており、以前と変わらず芸術やファッションを愛好している」と締めくくった。

 なお中田氏のほかにも、元ミランのカハ・カラーゼが母国ジョージアでエネルギー大臣に就任するなど国会議員に転身したほか、元ローマのヨン・カリューは俳優兼モデル、元ラツィオのガイスカ・メンディエタはDJ、元フィオレンティーナのマルティン・ヨルゲンセンは家族が経営する会社でバスの運転手となっていると伝えている。


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