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「気持ち的に相当楽になった」久保建英のJ最年少弾は歴史に残るスーパーゴール

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Jリーグ史上最年少得点記録を15歳10か月11日に更新したFW久保建英

[4.15 J3第5節 C大23 0-1 F東23 ヤンマー]

 J3第5節が15日に行われ、FC東京U-23はヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪U-23と対戦し、1-0で勝利した。決勝点を挙げたのはFW久保建英。Jリーグ史上最年少得点記録を更新する15歳10か月11日のゴールで、2試合ぶりとなる今季2勝目を導いた。

 2試合連続でスタメン出場した久保。開始から高いテクニックで存在感を示すと、前半38分に衝撃のゴールが生まれた。PA左角付近で3人のDFにマークされた久保は、細かいボールタッチで全員を振り切り、PA内左の角度のない位置から左足を一閃。ニアを撃ち抜いたシュートがクロスバーと右ポストを叩いてネットを揺らし、先制ゴールを奪った。

 この瞬間、2004年にFW森本貴幸(現川崎F)が当時J1の東京V時代に記録した15歳11か月28日が塗り替えられ、15歳10か月11日でのJリーグ最年少ゴールが誕生。今季4試合目の出場で待望の得点を挙げた久保は、直後の前半40分にもPA手前右から鋭くカットインし、左足で目の覚めるようなシュートを打ったが、ゴール左に外れた。

 1点リードで前半を折り返すと、久保は後半も躍動。立ち上がりからチャンスに絡み、後半21分にはPA手前左から右足でシュートを放つが、惜しくも相手GKにセーブされる。久保は両チームを通じて最多となる4本のシュートを記録し、後半40分にMF小林幹との交代で退いた。

 FC東京U-23は久保のゴールを最後まで守り切り、1-0で完封勝利。久保は試合後、自身の初ゴールに対して「素直に嬉しいですし、今まで何度も先発で使ってもらって目に見える結果が出せていなかったので、今日決めたことで気持ち的に相当楽になりました」と安堵し、次節に向けて「この調子でどんどんチームの勝利に貢献できるようなプレーを見せていけたらなと思っています」と意気込みを語った。


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