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計6発の激しい打ち合いはドロー決着…湘南は首位浮上の好機逃す

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湘南は首位浮上のチャンスを逃した

[4.15 J2第8節 湘南3-3岐阜 BMWス]

 J2は15日に第8節を開催し、Shonan BMWスタジアム平塚では湘南ベルマーレと岐阜FCが対戦。前半9分にMF菊地俊介の得点で湘南が先制するが、後半17分にDF福村貴幸が決めて岐阜が同点に追い付く。その後、両チームともに2点を奪い合う激しい打ち合いとなった試合は3-3の引き分けに終わった。

 首位の名古屋が徳島と引き分けたため、勝利すれば首位に浮上するホーム湘南が前半9分に試合を動かす。MF齊藤未月が蹴り出したCKをDFアンドレ・バイアが競り合うと、こぼれ球に反応した菊地が蹴り込んでスコアを1-0とした。その後は岐阜がボール保持率を高めてゴールに迫ろうとするが、湘南の粘り強い対応に遭って決定機を創出できず、前半終了のホイッスルが吹かれた。

 しかし1-0と湘南がリードしたまま迎えた後半17分、DF田森大己が送ったロングパスから最終ライン裏を突いた福村がヘディングで合わせて鮮やかにネットを揺らし、岐阜が試合を振り出しに戻す。さらに後半26分にはFW風間宏矢が蹴り出したCKの流れから最後はDFヘニキが決めて、岐阜が一気に逆転に成功した。

 逆転を許した湘南は後半31分、素早いパスワークからゴール前で齊藤がフリーになったものの、シュートは距離を詰めたGKビクトルに阻まれてしまう。だが同34分、右サイドからMF奈良輪雄太が送ったクロスのこぼれ球に反応したDF岡本拓也が、ミドルレンジから強烈なシュートを突き刺して2-2の同点に追い付いた。

 その後も両チームともにゴールに迫る場面を作り出すと、後半36分、FW古橋亨梧のクロスがPA内の奈良輪のハンドを誘って岐阜がPKを獲得すると、キッカーを務めたMF庄司悦大がきっちりネットを揺らして再び勝ち越しに成功。しかし同40分、左サイドのDF石原広教のクロスをFWジネイがヘッドで叩き込み、スコアは3-3に。激しい打ち合いとなった試合はその後スコアは動かずに3-3のまま、終了のホイッスルが吹かれた。


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