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ハーフナー4戦連発!!優勝狙うPSVをどん底に突き落とす劇的弾

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FWハーフナー・マイクが4試合連続となる今季8得点目をマーク

[4.15 エールディビジ第31節 ADOデンハーグ 1-1 PSV]

 エールディビジは15日、第31節2日目を行った。FWハーフナー・マイクの所属する13位ADOデンハーグはホームで3位PSVと対戦。1-1で引き分け、連勝が3でストップしたものの、4試合負けなし(3勝1分)とした。3トップの中央で4試合続けてスタメン起用されたハーフナーは、後半42分に同点ゴールを挙げ、4試合連続となる今季8得点目をマーク。昨年11月5日の第12節ビレム戦(1-0)以来のフル出場を果たし、強豪相手の勝ち点1獲得に貢献している。

 残留安全圏を目指す13位ADOデンハーグと、優勝争いを演じる3位PSVの一戦。先手を取ったのはPSVだった。前半7分、右クロスの落としを受けたMFダヴィ・プレパーがPA内中央で冷静に相手DFをかわし、左足でシュート。これがゴール右に突き刺さり、アウェーのPSVが先にスコアを動かした。

 攻撃の形を作れないADOデンハーグは、前半30分にMFアブデナセル・エル・カヤティがようやくチームとしてのファーストシュート。同36分にはPA手前右のFWシェラルド・ベッケルからのクロスにファーのハーフナーが頭で合わせるも、ゴール左に外してしまった。

 ADOデンハーグは1点ビハインドで前半を終えたが、後半は徐々にフィニッシュまでの形を見いだしていく。後半6分には、相手DFとGKの間を狙った右クロスにハーフナーが飛び込み、ヘディングでネットを揺らす。しかし、オフサイドラインをわずかに越えていたとして、得点は認められなかった。

 後半10分にはPA内右に切れ込んだベッケルが折り返し、ゴール正面のハーフナーが右足で合わせるが、シュートは相手GKの正面を突く。それでも同42分、ついに後半の攻勢が実を結んだ。

 右CKを獲得し、キッカーを務めたエル・カヤティのクロスはチャンスにつながらないが、PA後方中央へのこぼれ球に反応したDFアーロン・マイェルスが左足でパンチのあるシュート。相手GKに弾かれたところにハーフナーが詰め、ヘッドで押し込んだ。

 ハーフナーは4試合連続となる今季8得点目。このまま1-1の引き分けに終わり、ADOデンハーグは貴重な勝ち点1を積み上げた一方、首位フェイエノールトを追いかけるPSVにとっては痛恨のドローとなった。


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