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札幌FW都倉がホーム4戦連発の同点ヘッド!!川崎Fとドローで“不敗神話”も継続

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後半37分に同点ゴールを決めたFW都倉賢がタッチライン際で控え選手たちと喜ぶ

[4.16 J1第7節 札幌1-1川崎F 札幌ド]

 北海道コンサドーレ札幌はホームで川崎フロンターレと対戦し、1-1で引き分けた。後半29分にPKで先制を許したが、同37分にFW都倉賢が同点ヘッド。ホーム4戦連発となったエースが得点を決めた試合はこれで12戦連続負けなし(10勝2分)となり、“不敗神話”も継続した。

 立ち上がりからボール支配率を高め、試合の主導権を握る川崎Fは前半18分、PA手前からDF田坂祐介が右足で強烈なミドルシュートを放つが、GKク・ソンユンがセーブ。同22分にはMFエドゥアルド・ネットが中央をドリブルで持ち上がり、そのまま左足でミドルシュートを打ったが、ゴール右に外れた。

 スコアレスの展開が続く中、札幌もチャンスをつくる。前半34分にはPA手前から都倉が右足ミドルを狙ったが、ゴール前のDF谷口彰悟がヘディングでクリア。自陣ゴール方向に飛んだボールは右ポストを叩いた。

 0-0で折り返した後半11分、札幌は右CKのこぼれ球をMF宮澤裕樹が狙うが、これもゴール前の谷口が頭で触り、角度を変えてクリア。同17分には左サイドからのMF田中雄大のアーリークロスに都倉が合わせ、高い打点から距離のあるヘディングシュートを放ったが、クロスバーを越えた。

 後半立ち上がりのピンチをしのいだ川崎Fは後半26分、MF長谷川竜也に代えて負傷明けのMF阿部浩之を投入。すると直後の27分、3試合ぶりの復帰となった阿部からパスを受けたMF中村憲剛がPA内でDF福森晃斗に倒され、PKを獲得する。キッカーはFW小林悠。コースはク・ソンユンに読まれていたが、ゴール左下隅にねじ込み、川崎Fが後半29分に先制した。

 このまま逃げ切りたい川崎Fだったが、今季ホーム無敗の札幌が粘りを見せる。後半37分、MF荒野拓馬の左クロスに合わせたのは都倉。DFに競り勝ち、打点の高いヘディングシュートをゴール右隅に叩き込んだ。2戦連発となる今季4ゴール目の都倉は3月11日のC大阪戦(1-1)、同18日の広島戦(2-1)、前節8日のFC東京戦(2-1)に続いてホーム4試合連続ゴール。試合はそのまま1-1の引き分けに終わり、昨年6月13日のJ2長崎戦(2-1)から続く都倉が得点した試合は負けない“不敗神話”も12試合に伸びた。

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