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ジダン、イスコの扱いは不当との指摘に「ならば24選手全員を不当に扱っている」

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イスコを称えたジネディーヌ・ジダン監督

 15日のリーガ・エスパニョーラ第32節、レアル・マドリーは敵地モリノンでのスポルティング・ヒホン戦を3-2で制した。試合後会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、2得点を記録するなど大車輪の活躍を見せたMFイスコに称賛の言葉を送っている。

 スペイン『マルカ』がフランス人指揮官のコメントを伝えている。

「本当に見事なパフォーマンスを見せてくれたし、これはイスコに値するものだ……。彼の2点目はチームに勝利をもたらした。イスコは違いを生み出してくれたし、マドリーこそが彼の居場所にほかならない。その活躍に喜びを感じているし、彼は今日のようなパフォーマンスを見せるための意思の強さを有している」

 また、イスコの出場機会が限られているのは不当ではないかとの見解に対して、次のように返答した。

「イスコの扱いが不当であるとしたら、私はチームの24選手全員を不当に扱っている。マドリー以外のチームであれば、全選手が出場機会を手にできるのだからね。偉大な選手たちをベンチに置かなければならない。だからこそ、私の役割は難しい」

「私は決断を下さなければならず、今後も同じ問題が生じていくだろう。今日はイスコが偉大な選手であることを示した。彼だけではなく、全員が素晴らしいプレーを見せたよ」

 一方で、スポルティング相手に2失点を喫したことについては、こう述べている。

「2失点目は確かに集中力を欠いていたね。彼らは2回の決定機を手にして、2ゴールを決めた。我々は少し決定力を欠いたが、それでも結果は正当なものだよ」


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