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柏FW大津が勝利呼び込む劇的ボレー!ネルシーニョ率いる神戸は首位陥落

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先制点を挙げたMF大谷秀和

[4.16 J1第7節 神戸1-2柏 ノエスタ]

 J1リーグは16日、第7節を行った。ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸柏レイソルが対戦し、2-1で柏が勝利した。

 2009年から14年まで指揮したネルシーニョ監督率いる神戸の本拠地に乗り込んだ柏は、前半21分にチャンスが訪れる。DF渡部博文が切り返したところをMF伊東純也がボールを奪い、横パスを選択。FWクリスティアーノが右足でシュートを放つも、クロスバー上に外れてしまう。

 それでも柏は前半28分、流れるようなパスワークから右サイドのDF小池龍太が低い弾道の鋭いクロスを供給。渡部の背後に飛び込んだMF大谷秀和が左足の膝に当てて押し込み、先制点を奪った。

 反撃に出る神戸は前半36分、右サイドの深くまで侵入したDF高橋峻希が中央に折り返すと、相手に当たってコースが変わったが、FW小林成豪が右足シュート。大谷に当たってゴール左隅に吸い込まれ、同点に追いついた。なお、神戸はリーグ戦で今季FW初ゴールとなった。

 神戸は後半開始からMF中坂勇哉を下げてFW大槻周平を入れる。さらに20分にFW田中順也、28分にMF三原雅俊を投入し、逆転ゴールを狙いにいく。29分、ディフェンスラインの背後へ浮き球パスが送られ、大槻が体を投げ出して頭で合わせるが、ヘディングシュートはクロスバーの上。38分には、高い位置からのプレスでボールを奪い、最後は田中順が左足をシュートを放つもGK中村航輔に止められた。

 終盤になるにつれて神戸の圧力が増していったが、後半41分にDF岩波拓也がこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。10人では柏の守備を崩すことはできず、逆に終了間際に痛恨の勝ち越しゴールを許した。

 柏は後半アディショナルタイム2分、右サイドからクリスティアーノがクロスを上げると、左ポストの跳ね返りをFW大津祐樹が倒れ込みながら右足ボレーを沈め、2-1。柏が劇的な決勝点で2試合ぶりの白星を飾った。一方、神戸は首位陥落となった。


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