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中澤の今季初ゴールで横浜FMが連勝飾る、広島は今季5敗目で17位転落

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前半4分、DF中澤佑二の先制点に横浜FMの選手たちが喜ぶ

[4.16 J1第7節 広島0-1横浜FM Eスタ]

 横浜F・マリノスはアウェーでサンフレッチェ広島に1-0で競り勝ち、今季2度目の2連勝を飾った。前節のG大阪戦(1-0)で今季初勝利を挙げた広島だが、連勝ならず、今季ホーム初勝利も逃している。

 横浜FMは前半4分、左サイドでFKを獲得すると、MF天野純が左足でゴール前にピンポイントクロス。ファーサイドに飛び込んだDF中澤佑二が右足ボレーで合わせ、先制点を奪った。

 中澤の今季初ゴールで立ち上がりに均衡を破ったが、広島も反撃に出る。前半24分、PA内左の深い位置まで進入したMFフェリペ・シウバのクロスにMFアンデルソン・ロペスが頭で合わせるが、クロスバーの上へ。同38分には左クロスに合わせたMF高橋壮也のヘディングシュートが左ポストを直撃した。

 広島は前半アディショナルタイムにもMF清水航平の左クロスからセカンドボールをMF柴崎晃誠が左足ミドルで狙うもGKの正面。1点ビハインドで折り返した後半立ち上がりはさらに攻勢に出たが、後半3分、フェリペ・シウバのドリブル突破から横パスを受けたアンデルソン・ロペスの左足ミドルも枠を捉えられなかった。

 後半11分にはフェリペ・シウバに代えてMF青山敏弘を投入。柴崎がボランチから2シャドーの一角にポジションを上げると、同15分にFW工藤壮人のスルーパスに反応した柴崎が右足を振り抜いたが、これもゴール右に外れた。

 再三の同点機を生かせない広島に対し、横浜FMもなかなか追加点を奪えない。後半22分、スルーパスに抜け出した天野がPA内右から利き足とは反対の右足でシュートを打ったが、左ポストを直撃。跳ね返りに詰めたFWウーゴ・ヴィエイラのシュートも大きくクロスバーを越えた。同24分には右サイドからドリブルで切れ込んだMFマルティノスのシュートがPA内でMF丸谷拓也の手に当たったように見えたが、主審の笛は鳴らなかった。

 勝利を決定づける2点目を取り切れない横浜FMだったが、広島も後半38分、青山の右足ミドルがGK飯倉大樹に阻まれるなど最後まで1点が遠かった。広島は今季4度目の零封負け。今季7試合目で早くも5敗目を喫し、順位も新潟に抜かれて17位に後退した。

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