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リバプールはWBAに辛くも勝利…前半終了間際のフィルミーノ弾を守り抜く

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前節、得点後にユニフォームを脱いでイエローカードを受けたロベルト・フィルミーノ

[4.16 プレミアリーグ第33節 WBA0-1リバプール]

 プレミアリーグは16日、第33節を行い、リバプールは敵地でWBAに1-0で勝利した。

 前節ストーク・シティ戦で若手を多く起用し、後半から投入したMFコウチーニョとFWロベルト・フィルミーノの活躍で2-1と辛勝したリバプール。その試合からスターティングメンバーを3人変更し、コウチーニョとフィルミーノが先発復帰し、MFルーカス・レイバもスタメン起用された。

 試合は戦前の予想通り、リバプールが主導権を握った。前半15分、センターサークル付近でのインターセプトからコウチーニョが一気に攻め上がり、左に並走したフィルミーノにラストパス。これをフィルミーノがPA左から左足でシュートを放ったが、ゴール右に逸れ、先制を逃す。35分にはWBAに決定機。MFジェイク・リバーモアの浮き球パスを胸で受けたMFハル・ロブソン・カヌがPA中央から右足を振り抜いたが、GKシモン・ミニョレの守備範囲に飛んでしまった。

 スコアレスのまま前半終了かと思われたが、リバプールがアディショナルタイムにスコアを動かす。右サイドのFKからルーカスが頭でフリックし、ゴール前に送ったボールをフィルミーノがヘディングシュートで押し込み、1-0。リバプールが先制して前半を折り返した。

 リバプールは後半12分、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムのワンタッチパスで右サイドのスペースに抜け出したフィルミーノがクロスを上げると、フリーでゴール前に走り込んだMFジェームズ・ミルナーが右足ボレー。決定的な場面だったがシュートはクロスバー上に外れた。16分にはルーカスがヘディングシュートでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で追加点とはならなかった。

 攻めあぐねたリバプールは後半アディショナルタイム2分、ハーフェーライン付近からDFアルベルト・モレノが、セットプレーで上がっていたGKベン・フォスターのいないゴールにロングシュートを放つが、これも枠を捉えることができず、そのままタイムアップ。なんとか前半終了間際の1点を守り抜き、3位を死守した。


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